不動産相続について

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老後の資金(相続コラム67)

本日は、「老後の資金」についてお話しします。 夫婦で暮らしている時には2人分の年金が生活の原資となります。 どちらかが亡くなり一人になると、年金は1人分となり、生活の原資は大きく減少していきます。 当然、必要になる生活資金も2人の時よりも減少しますが、 「考えていたのとは違う」となることがけっこうあります。 よく相談にあるケースをご紹介します。 相続財産が、住んでいた自宅と預貯金であるケー

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共有に関するトラブル(相続コラム66)

桜の見ごろもこの週末が最後のお花見となるでしょうか。 本日は「共有」にすることで想定されるトラブルについてお話しします。 相続の場合、相続人が複数人いて遺言書がない場合は、 『法定相続分』で遺産分割を行うケースがほとんどではないでしょうか。 現金などはその場で簡単に分けられますが、不動産は共有名義で登記することになります。 共有者全員が合意に至り売却する場合には、最終的に売却代金をその持分比

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認知症(相続コラム65)

本日お話しのテーマは認知症について。 相続コラムの中でも何度も出てきている認知症について、 もう少し別の角度からお話ししたいと思います。 まずは言葉の定義として、認知症をとらえてみます。 認知症とは「脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、 日常生活全般に支障が出てくる状態」のことをいいます。 世界的にも長寿の国として知られる日本ですが、 平均寿命と健康寿命の間には10年ほ

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さまざまな手続き(相続コラム64)

本日は人が亡くなった時の手続きについて説明します。 家族の死に際して一定の時間の中で様々な手続きが必要になります。 皆で家族の死を悲しむというわけにもいかず、誰かはこの手続きに奔走しなければなりません。 最近は書店などでも詳しく解説した書籍が置かれていますので、 ここではざっくりとご説明します。 ①死亡診断書 これは、死亡を確認した医師に書いてもらいます。 日時や死亡理由などを記載して当日も

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相続登記義務化スタート(相続コラム63)

一雨ごとに春の兆しが強まります。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 本日は4月1日から開始します「相続登記義務化」について 改めてまとめましたので、よくご理解ください。 【相続登記の義務化とは】 これまでは、相続があった場合に、不動産を取得した方が相続登記申請をすることについて期限は無く、 申請をしないままでいてもペナルティもありませんでした。 しかし、義務化後は、正当な理由なく3年間登記

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引き取り業者(相続コラム62)

三寒四温と、まさに春の陽気です。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 日本全国にある、「持て余している不動産」。 山林であったり、畑などの農地であったり、別荘であったり、 使う予定はないけど相続して、よく考えたら管理も大変… 「相続放棄しておけばよかった」などという不動産がたくさんあります。 一度自分の名義にしてしまった場合、所有権を放棄することはできませんので 売却するしか方法がありませ

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空き家相談会Vol.6

日中の空気が春の訪れを感じさせます。 花粉症の方々は大変な時期になってまいりました… 先週金曜日は恒例となりました「空き家相談会」を いつもの桐生商工会議所にて開催いたしました。 私も3組ほどお客様の相談に対応させていただきました。 親から相続した不動産の処分をどうしたものかと、お越しくださいました。 ・親が亡くなって一度も使わずに、たまに換気のために訪れている。買取りを希望します。 ・残

地域再生(相続コラム61)の画像1
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地域再生(相続コラム61)

比較的気温の高い日が多くだんだんと春が近づいています。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 本日お話しするテーマは「地域再生」について。 先日の日経新聞にも一面で掲載されていたテーマです。 新聞の記事の内容を抜粋します。 管理状態の悪い空き家の戸数が全国に100万戸程あるそうです。 ちなみに空き家の戸数は350万戸でその3分の1が状態に問題あり。 昨年3月末時点で解体したり、利活用したのは

持ち家について(相続コラム60)の画像1
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持ち家について(相続コラム60)

本日お話しするテーマは持ち家について。 住宅雑誌などで定期的に特集される『持ち家VS賃貸』。 賃貸は家賃をいくら支払っても自分のものにならないから持ち家がいい! 35年もローンを組むなんて考えられない、いつでも好きな時に引っ越しができる賃貸! 私も、不動産コンサルティングの場面でよく聞かれることですが、 「万人にとっての正解はありません!」とお話しします。 それぞれにメリットとデメリットがあ

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親の財産を守る(相続コラム59)

株価が高くなり毎日ニュースで取り上げられています。 昨年9月末時点で個人金融資産が2121兆円と発表されていますが、 株高の影響でさらに膨らんでいる様子です。 新NISAなどの影響もあって投資意欲が旺盛になっているようにも思います。 一方で、警察庁が発表した特殊被害の統計では、 昨年の特殊詐欺被害の認知件数が2万件に迫り、被害金額は441億円を超えました。 被害額はここ最近、過去最高を更新し

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贈与税の改正(相続コラム58)

本日お話しするのは令和6年度贈与税の改正について。 日本人の金融資産の実に6割以上を60代以上の高齢者が保有しています。 統計なのでばらつきもありますが、直近の数字で2,000兆円を超えていたと思います。 子育ても一段落して、年金生活に入っている人も多いと思いますが、 経済をけん引すべき現役世代よりも多く金融資産を保有しているようです。 相続のご相談でも「年金だけでは心許ないから働いている

相談事例(相続コラム57)の画像1
不動産相続について

相談事例(相続コラム57)

本日は、比較的多い相談事例についてご紹介します。 私たちは「桐生市・みどり市の空き家」について問題解決をしている不動産会社です。 相談を受ける内容は「空き家」についてのものがほとんどなのですが、 『施設に入所するから住んでいた自宅を売却したい』というケースが急増しています。 少し前だと「高齢者施設・老人ホーム」に入ることに対してネガティブな感情がありましたが 最近はその傾向が変わってきたよ

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家族信託®︎という選択(相続コラム56)

今年は暖かい冬の日が続いています。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 本日のテーマは、何度か取り上げている「家族信託®︎」について。 先日も、コラムをご覧の方がご相談にいらっしゃいました。 桐生市で「家族信託®︎」について相談できる窓口がここしかないと。 まだまだ浸透していませんし、初めて耳にする方も多いのではと思います。 「家族信託®︎」は、財産管理ステージでも財産承継ステージでも効果を

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相続登記の義務化:法的変更と社会への影響(相続コラム55)

相続登記の義務化は、法的変更がもたらす影響が広範である重要なテーマです。 法改正を前に、少し考えてみたいと思います。 この制度の変更には、法の透明性の向上、紛争解決の効率化、 そして財産や資産の適切な管理に関連するさまざまな要素が絡んでいます。 ここでは、相続登記の義務化に関する理解を深め、社会に与える影響について考えてみます。 まず、相続登記とは、亡くなった方の財産や資産の正確な所有者や

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相続の知識:財産と家族の未来を守るために(相続コラム54)

相続は、人生の中で避けて通れないテーマの一つです。 大切な財産や家族の未来を考える上で、相続に関する正しい知識を持つことは非常に重要です。 このコラムでは、相続にまつわる基本的なポイントや注意点に焦点を当て、 円滑な相続手続きと家族の安心を守る方法について解説させていただいています。 あらためて、今回ここでお話しさせていただきたいと思います。 まず、相続には法的な手続きが伴います。 遺産や

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